◆日本脳炎とは
 日本脳炎は蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介するウイルスでおこる病気です。夏から秋にかけて流行し,発病すると高熱・頭痛・嘔吐・意識障害やけいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。症状が治まった後でも多くに知覚障害や運動障害の後遺症を残し,約20~40%は死亡するといわれる恐ろしい感染症です。予防はワクチン接種を受けて免疫をつけることが最も効果的です。
出典:よぼうせっしゅのはなし(2019)
   日本ワクチン産業協会

●第1期
【対象】
生後6か月(標準的には3歳)から7歳6か月未満(7歳6か月の誕生日の前日まで)

【接種回数】
3回(初回接種2回+追加接種1回)

【接種間隔】
初回接種:1回目接種後、6日以上(標準的には6日~28日)の間隔を空けて2回目を接種
追加接種:2回目接種後、6か月以上(標準的には1年)の間隔を空けて1回接種

【通知】
1期初回:生後3歳になる月の前月末に発送します。
1期追加:生後4歳になる月の前月末に発送します。

●第2期
【対象】
生後9歳から13歳未満(13歳の誕生日の前日まで)

【接種回数】
1回

【通知】
生後9歳になる月の前月末に発送します。


◇特例接種
(日本脳炎予防接種の積極的な勧奨が控えられていた時期の対象者)

【対象①】
平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方
【接種回数】
日本脳炎の定期接種が不足している回数
【接種期間】
対象者が20歳になる(20歳の誕生日の前日)まで
【対象②】
平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれの方
【接種回数】
1期初回2回と追加の不足している回数
【接種期間】
対象者が13歳になる(13歳の誕生日の前日)まで