◆接種前の注意
市区町村からの通知やお知らせ,予診票などをよく読んで接種を受けましょう。わからないことがあれば接種を受ける前に質問しましょう。
接種前日は入浴をさせ,身体を清潔にさせましょう。
清潔な着衣を心がけましょう。
ワクチンや回数に適した予診票,母子健康手帳,を忘れないように持って行きましょう。
当日はお子さんの健康状態をよく観察し,予診票に必要事項を記入しましょう。医師,看護師,市区町村の担当者などの指示に従って接種を受けましょう。

◆接種時の注意事項
 予防接種の前後は,お子さんの体調など健康状態に常に気を配ってください。気にかかることがあれば,あらかじめかかりつけの医師や市区町村の担当者と相談しましょう。

◆接種後の注意
予防接種を受けたあと30分間程度は,接種場所でお子さんの様子を観察しましょう。やむをえず帰る場合は,すぐに医師と連絡がとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間におこることがあります。
接種後,生ワクチンでは4週間,不活化ワクチンでは1週間は接種した箇所や腕,健康状態に注意し,気になることがあれば医師,看護師,市区町村の担当者に聞きましょう。
接種当日は接種前も含め,はげしい運動をさせないようにしましょう。
接種当日の入浴は差し支えありませんが,接種した部分をこすらないように注意しましょう。
 正しい知識を持って予防接種を受け,お子さんの健康を守りましょう。
出典:よぼうせっしゅのはなし(2019)
   日本ワクチン産業協会

 予防接種は、個人が感染症にかからないようにし、社会全体で感染症が流行することを予防するためにワクチンを接種するものです。定期予防接種のワクチンは、国により疾病の予防効果と一定の安全性が確認されていますが、接種により副反応として一時的な発熱や接種部位の発赤などが現れることがあります。ワクチンの効果と副反応を理解し、主治医とご相談の上で標準年齢に接種することをお勧めします。
より詳しい内容については、港区ホームページをご覧ください。子どもの予防接種について